ジッター とは「ずれ」や「誤差」のようなもので、 ブラシで描画するときの描画位置などを規則正しい位置からすこし 「ずらし」て 描画するようにします。

ランダムさを加える (ジッターウインドウ)

ジッターを設定すると、ブラシでの描画にランダムさを加えることができます。

もくじ


ブラシの描画位置にランダムさを加える

「筆」 にチェックマークを付け 「位置%」 を変更します。

「位置%」は、ブラシ半径に対しての % の意味で、 これがズレの最大値になります。 例えば、半径 30 で 20% なら、6 の範囲で描画位置がずれるようになります。

0%
100%

描点の数が多すぎるときは、ブラシの 「間隔%」 を大きくします。


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ブラシの半径をランダムに変更する

「筆」 にチェックマークを付け 「半径」 を変更します。

「半径」は、ブラシ半径に対しての % で、 どのくらいまで半径を小さくするかを設定します。 例えば、ブラシ半径 30 で 20 なら、20% 小さい半径(=24)までの間で、 半径がランダムに変更されます。

ジッター半径 = 50、ブラシ間隔% = 上130, 下40

半径をランダムに変更したとき、半径が大きくなることはありません。 必ず元の大きさよりも小さくなります。

描点の数が多すぎるときは、ブラシの 「間隔%」 を大きくします。


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ブラシの角度をランダムに変更する

「筆」 にチェックマークを付け 「角度」 を変更します。

「角度」で指定した範囲で、ランダムに回転角を変化させます。 例えば、90 なら、-90°〜 +90°の範囲で回転角がランダムに変更されます。

ジッター角度 = 上0, 下30、(ペン先角度 = 90, 扁平率 = 60)

ブラシの形状が「真円」のときは、角度ジッターは無効です。

角度ジッターを使用するためには、ペン先を 「楕円」 にするか、 「画像ペン先」 を使用してください。


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ブラシの色をランダムに変更する

「色」 にチェックマークを付け、 色を変更する範囲を 「色相」 「彩度」 「明度」 ごとに設定します。

「色相」では、指定した範囲でランダムに色相を変化させます。 例えば、50 なら、-50〜 +50 の範囲で色相がランダムに変更されます。 (ここでの色相環は 0 〜 255 で一周する点に注意)

なし 色相 = 50

「彩度」や「明度」では、指定した範囲でランダムに「彩度」や「明度」を変化させます。 例えば、50 なら、-50〜 +50 の範囲でランダムに変更されます。 (ここでの各成分は 0 〜 255 の範囲)

なし 明度 = 50

色ジッターが使用できるブラシの種類は、 「エアーブラシ」「水彩」「透明水彩」「水彩+境界」に限られます。


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ブラシの荒さにランダムさを加える

「荒さ」 にチェックマークを付けると、 ブラシの「荒さ」によってかすれる部分の濃さが ランダムに変更されるようになります。

かすれる部分の濃さの最小値は、荒さ% で決定されます。

この設定は、ブラシウインドウの「荒さ」0以外 のときにのみ有効です。


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