** レイヤトーン機能 **
- レイヤに1つのトーンパターンを設定できるようになりました。
これを 「レイヤトーン機能」 といいます。
- レイヤトーンとして設定できるトーンは、
現在選択されている 「用紙トーン」 です。
- レイヤトーンを設定すると、レイヤの 「レイヤα」
にトーンパターンが常に合成されるようになります。
- レイヤトーン機能は少量のメモリしか使用しません。
** レイヤトーンの用途 **
- レイヤトーンとして網トーンなどを指定すると、
そのレイヤが1枚のスクリーントーンのように機能します。
- レイヤトーンとしてテクスチャを指定すると、
レイヤにテクスチャの質感を合成することができます。
- レイヤトーンとして指定しておくと、
後で簡単に違うトーンに変更することができます。
** レイヤトーンの使い方 **
- 設定したいトーンを「用紙トーン」で選択します。
- レイヤメニュー「レイヤトーンを設定」 で、
現在の用紙トーンがレイヤトーンになります。
- レイヤトーンは、いつでも他のトーンに変更することができます。
変更したいときは、単にもう一度違うトーンを選択して
「レイヤトーンを設定」 を実行してください。
- レイヤトーンを削除するには、レイヤメニュー
「レイヤトーンの削除」 を実行します。
- 設定されているレイヤトーンを「レイヤα」に合成して、
レイヤトーンを削除するには、
レイヤメニュー「レイヤトーンの定着」
を実行します。
** レイヤトーンでの注意事項 **
- 既に設定されているレイヤトーンの再編集には現在対応していません。
レイヤトーンを変更したいときは、用紙トーンから新たに設定し直す必要があります。
- レイヤに平行移動や拡大縮小などの変型操作をしても、
レイヤトーンは変型の影響を全く受けません。
設定してあるトーンパターンが常に適用されます。
網トーンなどを設定していて網を平行移動したいときは、
平行移動したトーンを再設定し直す必要があります。
- レイヤトーンの設定されているレイヤを npf形式 で保存したとき、
1.3.0 より古いバージョンではそのレイヤ画像を正常に読み込むことができません。
そのような場合はエラーが表示され、そのレイヤの画像だけ無視されます。
- PSD で保存したり、そのレイヤを BMP/PNG で保存すると、
レイヤトーンは「レイヤに定着」して保存されます。
** 変更点 **
- レイヤ変型ツールでレイヤフォルダを選択しているとき、
フォルダ内に有効なレイヤが1つ以上あるときは常に変型可能になりました。
(以前はレイヤが1つしかないときは変型できなかった)
** バグ修正 **
- レイヤ移動ツールで「単色レイヤ」全体を単に平行移動したとき、
レイヤの表示色が黒に変わってしまっていたのを修正しました。
(*1)
- クリッピンググループに属するレイヤの表示状態を変更したとき、
表示更新範囲が不適切なときがあったのを修正しました。
- npf画像を開いていてスクリプト保存しようとするとき、
ファイル名にnpfが自動的に付加されてしまっていたのを修正しました。
** 注意点 **
- スクリプトを再生したとき、(*1) に関係した部分は、
以前のバージョンとではその再生結果が異なります。
- スクリプトのバージョンが変更されました。1.3.0
で作成したスクリプトファイルは、以前のバージョンでは再生できません。
** extend.ini **
- 新規:タブレットのカーソル座標のマッピングを(線形)変換する
[brush] tabletLinearTransX, tabletLinearTransY
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